みなさん、普段髪を乾かすときに、ドライヤーは使っていますか?
「自然乾燥のほうが髪にやさしそう」「面倒だから」などと、使っていない人も多いかもしれません。
実は、自然乾燥よりも、ドライヤーを使ったほうが、髪にとっては負担が少ないのだそう。
熱風を当てるほうが髪に悪そうなのに、なぜドライヤーを使ったほうが髪にやさしいのでしょうか?
◎ 髪が濡れていると、キューティクルがはがれやすい状態に
髪が濡れた状態のままでいると、髪の表面にあるキューティクルがはがれやすくなってしまうのだとか。
また頭皮が濡れていることによって雑菌が繁殖しやすくなってしまい、フケが出たり、臭いが出やすくなってしまう原因になってしまうのだそうです。
ただし、ドライヤーで乾かすほうが良いとはいえ、ひたすら熱風を当て続けているだけでは、髪が乾燥し過ぎて、パサパサでまとまりのない髪になってしまいます。
そうならないために、ドライヤーを上手く使うコツをご紹介しましょう!
◎ 美髪へみちびく、上手なドライヤーの使い方
毎日何気なく使っているドライヤーですが、少し気を遣うだけで、仕上がりも大きく変わってくるはず。
一番気をつけたいのは、「乾かしすぎ」。
手で乾き具合を確認しながら、丁寧に乾かしていきましょう。
★濡れた状態から乾かす
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ドライヤーを使うときには、必ず濡れた状態から乾かしはじめること。
乾いた状態ではクセもつかずツヤも出ず、水分が蒸発してしまうだけなので、お風呂から出たら、スキンケアの次にドライヤーと、乾きはじめる前に、乾かすこと。
★乾かしすぎに気をつける
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ドライヤーを使うときは、片手にドライヤー、片手は空いた状態にして乾かす。
髪を手でとかしながら、温風で髪が熱くなっていないかを確認しながら、9割程度まで乾かす。
★「乾かしにくい髪」は、2刀流がベスト
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髪を乾かすのに20分以上かかるロングヘアの人、髪が乾きにくい人は、はじめは1200Wほどの風力が強いもので8割程乾かして、最後に600Wほどの風力があまり強くないブラシ付きのドライヤーで仕上げると良い。
ブラシ付きに切り替えるタイミングは、「ほんのり髪が濡れているかな」程度が目安。
★パサパサになりやすい人は、+アルファを
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乾燥しやすい場所にスタイリングローションやオイルをつけてから、乾かしはじめる。
またゴワつきやすい人は、洗い流さないタイプのトリートメントオイルを使うと良い。
★最後に冷風で乾かす
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温風である程度乾かしてから、最後に冷風で乾かす。
そうすることで髪からツヤや水分が逃げず、潤いのある仕上がりになる。
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■乾燥する冬に気をつけたい、スタイリングの注意点
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空気が乾燥する季節なので、髪の乾燥にも注意をしたいもの。
できれば室内では加湿器などを置き、髪の乾燥予防として、スタイリング剤には、オイル系より水溶性のものを選ぶと良いでしょう。
また静電気が気になる季節でもありますが、髪の静電気がひどい人は、ヘアマニキュアをすると静電気が軽減されるそう。
気になる人は、美容室で相談してみると良いかも。