◎ ニキビができているときの、基本的なスキンケア方法って?
ニキビ用スキンケアによく配合されている成分に“イオウ成分”というものがあります。
角質をやわらかくしたり殺菌作用があったりと、10代のニキビ対策には効果的なようです。
しかし、大人ニキビにとっては、肌の油分を奪いすぎてしまい乾燥してしまうため、あまり向いていないと言われています。
大人ニキビができているときには、水分をたっぷりと与え、油分を与えすぎないスキンケアが大切です。
水分が不足してしまうと、毛穴の出口となる角質が厚くなり、毛穴が詰まってしまう原因に。
ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分が入った美容液やローションで、肌をやわらかくしつつ、たっぷり保湿してあげます。
そして、大人ニキビに一番欠かせないのが“ビタミンC”。
『リンネ』の化粧品にも含まれている“ビタミンC”ですが、ニキビ予防にはもちろん、ニキビ跡の赤みを抑えてくれる働きがあると言われています。
◎ 洗顔とクレンジングは、油分の量に気をつける
ニキビができているときもメイクを全くしないわけにはいきませんから、メイク落としや洗顔にも、ちょっとした気づかいが必要です。
ニキビができているときは、「皮脂と汚れをきっちり落とさなくては!」と思う人が多いはず。
とはいえ、1日に何度も顔を洗いすぎたりするのはNG。
洗いすぎは、肌の上にある“うるおい成分”を逆に落としてしまうため、肌が乾燥してしまいます。
その乾燥が、角質を厚くしてしまい、毛穴を詰まらせてしまう原因になることも。
度を超した洗顔やクレンジングには気をつけましょう。
洗顔は、さっぱりタイプ、クレンジングは、油分の量が多すぎない、ミルクやクリームタイプの洗い流すタイプのものを使います。
洗ったあとは、清潔なタオルで、こすらずに押さえるように水分を拭き取ります。
◎ ファンデーションは、パウダータイプがおすすめ
メイクをするときは、なるべく刺激の少ないものを選びます。
化粧下地は、なるべく避け、美容液などをつけた後に、粉おしろいやパウダーファンデーションを使います。
クリームやリキッドタイプ乳化剤などの界面活性剤を含んでいるため、刺激になることも。
また油分が多いため、逆にニキビを増やしてしまう原因になってしまう場合もあります。
もしニキビの赤みが気になるようなら、ニキビの部分に上からコンシーラーなどを使うと良いでしょう。
隠したい気持ちもわかりますが、ファンデーションは“薄づき”を心がけて、つけすぎに注意します。
いかがでしたか?
大人ニキビ当事者として、改めて、お肌にいろいろとやりすぎないこと、そして刺激を与えないことの大切さを痛感しました。
もちろん、バランスのとれた食事や睡眠は必要不可欠。
