夏は暑さに対して体温調節がうまくできないことから、体力も低下して、体調を崩しがちなります。
エアコンの利いた部屋で長時間過ごしたり、冷たいものを口にしがちですが、冷房の効きすぎや冷たい飲み物の飲みすぎなどの夏の冷え症は、体にとってマイナスで、病気にまで発展する恐れもあります。
日常生活を見直して夏の冷え症対策に注意を払いましょう。
「冷え症」とは、血液の循環が悪くなり、手足や腰など体の特定の部分だけが冷えやすくなる症状です。
人間の体には、本来体温調節機能が備わっており、体温を逃がさないように調節をしています。
ところが、暑くなっても毛細血管を収縮させたままの状態が続くと血管に多くの血液が流れなくなるため、体温の調節ができなくなります。
こうした血行不良の状態が「冷え症」なのです。
冷え症の主な原因
◎ 冷暖房完備の生活で、寒さを感じる機能が弱くなり、体温調節の働きが衰えている。
◎ ビールやジュース、アイスクリームなど冷たい飲み物や食べ物を多く摂り、体内の温度調節機能が鈍くなっている。
◎ 低血圧、貧血で内臓の働きが低下し、体を温める機能が弱っている。
冷え症の改善は、体の中から温かくすること。
生活習慣を見直し、血液の循環をよくすることが冷え症対策です。
体を温めるには、お風呂がいちばん。
シャワーだけでなく浴槽につかって、下半身を中心にぬるめの湯で温まりましょう。
半身浴も代謝がよくなるのでOKです。
風呂上りにはソックスなどをはき、下半身から体温が逃げないように。
適度な運動をしましょう。
運動不足は冷えの大敵です。
ウォーキングなどで、神経のツボが集中する足から活性化を。
特に入浴後にマッサージで体をほぐす、 やわらかく筋肉をほぐしましょう。
お尻の尾骶骨のすぐ上辺りに毛細血管の集結しているところがあります。
両手の甲で上下に擦ると熱くなる感じが解ります毎日行なうようにしましょう。
明日は冷え症によい食べ物、飲み物、と悪い食べ物、飲み物を書きます。