「肌がヒリヒリする化粧品は悪い化粧品?」答えは「NO!」です。
これもスキンケア選びの間違った常識の一つです。
そもそも化粧品は法的に認められた成分しか使用されていません。
つまり、人体に対する作用が緩和なものとして定められて造られています。
化粧品の成分によってあわないものがある場合はアレルギーということになりますが、アレルギーの無い場合は、肌が、角質が薄く、肌が乾き、目に見えない傷があり・・・というような状態の肌です。
この時、あなたの天然化粧品工場はどうなっているでしょう?
工場の活動はかなり悪くなっています。
水分の生産力が低下し、角質が乾き、皮脂膜も不足しています。
だからヒリヒリ、痛い等の症状となるわけです。
こんな症状の時、危険なのが、ヒリヒリしない、かさつかない、痛くない等の化粧品を選びがちになることで、しかも続けることになってしまうことです。
本来、痛いはずの肌が痛くないものとは、どんな化粧品でしょうか?
化粧品は水と油分を混合し、保湿成分など有効な成分を調合して造られています。
成分で痛みがなくなるのではありません。
例えば、すりむいた時に軟膏をつけると痛みが和らぐように、空気に触れることを遮断するように油分を多く含んだ商品だから、痛みが和らぐのです。
これでは、天然化粧品工場が酸素不足となり、はたらきが悪くなり、天然化粧品工場は働かなくなります。それに、
肌には、油分があるのだから、皮脂や皮脂膜はもちろん、天然化粧品をつくらなくなります。
つまり、スッピンな美肌を保つ事からは遠ざかります。
しかもお顔だけ老化を促進する事になりますし、肌の悩みが膨らむばかりです。
「肌がひりひりする化粧品に出会った時、素肌の天然化粧品工場がピンチなんだ」と覚えていてください。
明日も引き続き、間違ったスキンケア常識の代表例をお届けします。