洗顔後、つっぱる洗顔料は悪いの?答えは「NO!」です。これもスキンケア選びの間違った常識です。
洗顔料は、肌の上にある酸化して汚れた皮脂や毛穴の汚れを落とすものです。
ですから洗顔した後は、肌の上には皮脂膜を始め、皮脂分は全く無い、清潔なスッピンの素肌状態になっているので、多少のつっぱり感があっても不思議ではありません。
この時、素肌の天然化粧品工場がどんな状態かというと、肌の上の皮脂膜が全くなくなっているので素肌を環境から守る状態に戻す為、皮脂や汗を分泌し、皮脂膜を作ろうと働き始めようとしています。
身体の皮膚の場合、何もしなくても自然に潤うのはそのためです。
つまりスッピン美人肌(健康な肌)は、つっぱりを感じても天然化粧品工場がはたらき、潤うわけです。
しかし、つっぱるはずの肌がつっぱらないということは、洗顔後、肌の上にまだ油分をのこしているということになります。
これでは、汚れが残っているのと同じだし、天然化粧品工場が皮脂膜をつくり、潤わそうとする習慣がなくなってしまいます。
ですから、つっぱる洗顔料が良くないという常識でスキンケアを選ぶと、乾燥肌を生み、シミ、シワ等乾燥から発展するトラブルを促進してしまいます。
「つっぱりを感じる時、天然化粧品工場の皮脂膜づくりが始まる」と覚えておいてください。
そして、すぐに化粧水等を付けず、スッピンのまま数分置くことを心がけましょう。
もし、洗顔後、つっぱり感が15分以上続くようであれば、かなり皮脂、汗の分泌能力、つまり天然化粧品工場が衰えています。
つっぱるのがイヤと、つっぱらない洗顔料を選んできた方に多く見られる症状です。
「しっとりを基準に、洗顔料を選ぶことは天然化粧品工場がピンチ」ですよ。
あなたのスキンケア常識と、スッピン美人のためのスキンケア常識の違いはいかがですか?
明日は、間違ったスキンケア常識の最後の例をお届けします。