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  日傘を選ぶ時に知っておきたい、「素材」と「色」の秘密

日傘を使う目的といえば、“日除け”“紫外線対策”が一番ですが、それ以外にも日陰をつくることで生まれる“涼しさ”という、大きな利点があります。

また、日差しが強く、気温が高くなる今の季節から気をつけたいことに“熱中症”があります。

直接日光に当たらずにすみ、日陰にいることで体感温度は低くなることから考えると、熱中症予防にも、日傘は有効といえます。

◎ 紫外線カット力なら、化学繊維が強力

紫外線対策を重視したいなら、素材はポリエステルなどの化学繊維を選びます。

ただし、化学繊維は熱がこもりやすくなるという欠点がありますから、レースや穴開きなどのあしらいがついた、通気性の良いものがバランスが良いでしょう。

ただし、穴が空いている部分からは、紫外線が通過してしまうのでデザインに注意が必要。

◎ 涼しさを選ぶなら、麻・綿などの天然素材

体で感じる涼しさを求めるなら、天然素材の麻やコットン、シルクなどがおすすめです。

なかでも麻は、熱を吸収し、裏側まで熱を通さないという利点があるため、夏場に着られる洋服などにもよく用いらます。

しかし、紫外線カット効果は弱め。

なので、天然素材の日傘を選ぶ時は、UVカット加工がされているものを選びます。

◎ UVカット加工された、好みの「色」を選ぶ

日傘には「黒」が一番良いと思っている人も多いようですが、これについては、様々な意見があります。

「黒」が紫外線を一番カットしてくれるという認識からだと思いますが、例えば色の薄い「白」などでも、UVカット加工がきちんとされていれば同等の効果が得られるといわれています。

もちろん「黒」でUVカット加工がされているものが、最強なのかもしれませんが、チェックすべきポイントは「色」よりも「UVカット加工」。

これが施されている日傘を選びましょう。

◎ 普段のコーディネートに合ったデザインを

日常で使う日傘ですから、なるべく普段着ている服のテイストに合ったものを選びます。

最近は、デザインはもちろん、折りたたみのもの、日傘・雨傘兼用のものなど、さまざまな種類が出ています。

価格帯としては、麻や麻混の天然素材を使っているものより、ポリエステルなどの化学繊維のものが安価で手に入るようです。

◎ 膝下、足元の日焼け対策もお忘れなく!

そして最後に、忘れがちな日焼け対策をひとつ。日傘を使っていても、日光は真上から降り注ぐわけではないので、膝下や足元は日差しから守れません。

今の季節は、サンダルやミュールなどを履くため、露出も多くなっています。

そうなると、知らぬ間に“サンダル焼け”をしてしまうことも。

そうならないためにも、膝下や足元にも日焼け止めクリームやスプレーをするのを忘れないようにしましょう。


             嵯峨野ショッピング倶楽部

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